孫女の岩場ルートガイド

概要

孫女の岩場は、現在若草町町会議員の亀ヶ川氏が一人で開拓した岩場である。もちろん登るにはビレイヤーが必要なわけだが、初登は全て亀ヶ川氏である。
岩は東面を向いており、午前中日が当たる。午後は谷間のため日が陰ってしまう。塩川の岸壁にあり、目の前に川が流れている。岩場の名称は孫女橋から眺められることからこの名前が付けられた。
グレードは5.7から5.12a。5.11が中心なので中級者向きの岩場といえよう。適期は、秋と冬。夏の午前中は暑く虫が多い。冬は谷風の影響でとても寒い。また、アプローチに徒渉があるので冷たくて厳しい。
傾斜はおおむね90度。カチ系のフェイスクライミングだ。

アプローチ

孫女の岩場地図県道31号線(増富ラジウムライン)と県道23号線(茅が岳広域農道)が丁度合流する所にある。県道23号線の孫女トンネルや、孫女橋などの名称を頼りにすると分かり易い。橋から岩場の全容を見ることができる。
車は県道31号線沿いの孫女バス停周辺に路上駐車することになる。孫女バス停から河原に降りる道があるので、川に出て上流へ向かって歩く。途中2回ほど徒渉する。降雨後は増水するので徒渉できないときがある。徒渉不能時は、県道のガードレールから懸垂下降するしかない。帰りのことを考えて、登高器を持っておくとよい。なお、ルートによっては道路直下が終了点のものもあるので、登って帰るという手段もある。

孫女の岩場アプローチ

グレードとコメント

各ルートのグレードとコメントは開拓者によるもの。

孫女の岩場

孫女の岩場ルート図

妻へ

1.妻へ5.7亀ヶ川
15m。妻の名前を付けようとしたら、見ず知らずの男に呼び捨てにされたくないというので「妻へ」とした。

クラビー

2.クラビー5.11d亀ヶ川
25m。「妻へ」右側のコーナーは使わない。最後のボルトにクリップしての直登は初登時にはできず「ことはじめ」に合流した。最後のボルトは残してあるので、自信のある人は試されたし。

ことはじめ

3.ことはじめ5.11a★★★亀ヶ川
25m。文字通り、この岩場の、そして私のルート開拓のことはじめ。誰もがまずは登る★★★ルート。

まなちゃん

4.まなちゃん5.12a★★★亀ヶ川
20m。多少もろいが存在感のあるルート。ゆるかぶりが続く見栄え最高のルート。

ラオ・カーオ

5.ラオ・カーオ5.11b/c亀ヶ川
10m。初登ラインは、1本目をクリップしてから右手のカンテを使い、中間部の甘いバンドをハンドトラバースした。小山勝久氏は甘いバンドに立ち上がり2本目のボルトをとばして3本目をクリップしたが見ていて大変恐ろしかった。右のカンテを使わずに直登することもできるようです。

あみだくじ

6.あみだくじ5.11b★★★亀ヶ川
25m。岩の弱点を探し、右へ左へと豪快に登る。最後の小ハングの上が核心といえば核心。

トムヤムクン

7.トムヤムクン5.11c亀ヶ川
25m。中間部の若干張り出した部分が核心、これも豪快にどうぞ。

トゥクトゥク

8.トゥクトゥク5.11b亀ヶ川
18m。ロープの流れの関係で、2本目までカンテにボルトがあるが、どこから登っても良い。

ボートタクシー

9.ボートタクシー5.11c亀ヶ川
18m。2本目から3本目が核心。実にすっきりしたフェース。

メコン

10.メコン5.11a★★亀ヶ川
18m。手ががっちりかかりそうなダブルクラックからはじまる。ボルトも近く怖くなさそうなのでみんな取り付くが意外とバランスがよくない。

朝子ちゃん

11.朝子ちゃん5.10d亀ヶ川
15m